入道ヶ岳・鎌ヶ岳は三重県鈴鹿市、三重郡菰野町に位置する標高約906mの山です。
本ルートは、四日市駅から椿大神社へバスで行き、入道ヶ岳に登り、尾根道で水沢峠を経由して鎌ヶ岳へ登り、湯の山温泉に下りるコースです。
入道ヶ岳や鎌ヶ岳は鈴鹿山脈の山であり、本コース以外にも様々なルートがあり、登山客にも人気の山々です。
山頂からは広大なパノラマ景色を見渡すことができ、道中の尾根道からも素晴らしい絶景を横目に歩くことができます。
また、多くの参拝者が訪れる椿大神社、切り立つ山々と大岩、渓谷沿いの大滝、湯の山温泉など、道中には特色があり、飽きることはありません。
ただし、入道ヶ岳から鎌ヶ岳の道はアップダウンが多く、岩場や急傾斜、危険な細い道が続くため、初心者は入道ヶ岳で引き返した方が望ましいです。
当サイトでは、具体的なハイキングルート、登山時間の目安、おすすめ度、登山道の写真を掲載しています。
場所 | 標高 | 登山時間 | 行きの駅 | 帰りの駅 |
---|---|---|---|---|
三重県鈴鹿市、三重郡菰野町 | 約906m | 約7~9時間 | 四日市駅 ->椿大神社 | 湯の山温泉・御在所ロープウエイ前 ->湯の山温泉駅 |
名所/要所キーワード:椿大神社、入道ヶ岳、イワクラ尾根、水沢峠、宮超山、衝立岩、鎌尾根、鎌ヶ岳、湯の山温泉
クリックで投票 ご協力お願いします!
入道ヶ岳・鎌ヶ岳のおすすめ度と注意点
歩く楽しさ:★★★★★
眺望はとても良く、尾根道からも絶景を眺めることができる道が続く。
また、足がふらつくような高台の尾根道や岩場、滝や川沿いの道など、特色溢れる道である。
また、行きの椿大神社は有名なスポットでもあり、帰りは湯の山温泉に着くので温泉や観光を兼ねることもできる。
景色の良さ:★★★★★
360度パノラマの場所も多数あり、そびえ立つ山々や三重の市街を広く見渡すことができる。
道の険しさ:★★★★☆
初心者であれば、入道ヶ岳で引き返した方がよい。
入道ヶ岳から水沢峠、鎌ヶ岳への道は尾根ではあるが、アップダウンが多く、登るのとは異なる体力が必要である
岩場や傾斜の厳しい道、危険な細い道、分かりにくい道などがあり、道のりも長いので、山に慣れている中級者以上が望ましい。
体力が削られるアスレチックのような道なので、その点を注意する必要がある。
アクセスのよさ:★★★☆☆
JR四日市駅から大椿神社まではバスで1時間かかる。
バスの本数は1~2時間に1本であり、料金は830円、バスが途中に停車する近鉄四日市や日永駅、西日野駅からもバスに乗車できる。
湯の山温泉ロープウェイ駅から湯の山温泉駅まではバスで10分であり、徒歩でも30~40分程度である。
本数は1時間に1~2本ある。
混雑度合い:★★★☆☆
少なくはなかったが、御在所岳への登山ルートほどではない。
入道ヶ岳・鎌ヶ岳のハイキングにおける注意点
手を使う必要のある岩場や急傾斜が多いので、肌が弱い方は手袋があったほうが良い。
脆い道もあるので、トレッキングポールはあっても良いが、持参する場合、岩場などを登る際に邪魔にならないような工夫が必要。
登山シューズは必須であり、雨の後は特に岩が滑りやすくなり、要注意。
また、湿度の高い季節はヒルも出るとのこと。
登山情報:2021年05月上旬
入道ヶ岳・鎌ヶ岳のハイキングコース
入道ヶ岳・鎌ヶ岳のハイキングコースのマップです。
入道ヶ岳・鎌ヶ岳の登山コースを写真で紹介
入道ヶ岳・鎌ヶ岳のハイキングコースについて、時系列に沿って、登山ルートや、道中の風景、名所などを写真で紹介します。
JR四日市駅。
バス停は目の前にある。
椿大神社のバス停。
椿大神社。
近くには喫茶店やお土産を販売している施設があり、トイレも利用できる。
神社の横に沿った道を歩く。
登山口に入ると、まず険しい階段。
広い高原のような場所に出る。
眺めはとても良い。
入道ヶ岳。
椿大神社奥宮。
アップダウンがある道が続く。
眺めが良い尾根道が続く。
鎌ヶ岳を臨む。
鎌ヶ岳。
長石谷コースを行く。渓谷沿いだが、何度も川を渡る必要があるので楽ではない道。
舗装された道に出れば、もう直ぐ。
湯の山温泉。
湯の山温泉ロープウェイ駅。