釈迦ヶ岳・竜ヶ岳は三重県いなべ市大安町,三重県三重郡菰野町に位置する標高約1800mの山です。
本ルートは 菰野駅からコミュニティバスで田光バス停まで行き、八風キャンプ場から釈迦ヶ岳に岩ヶ峰尾根ルートで登り、仙香山・八風峠・石榑峠を越えて竜ヶ岳に登り、宇賀渓キャンプ場の方へ下り、丹生川駅へ至るコースです。
釈迦ヶ岳は関西最高峰の山であり、竜ヶ岳とともに鈴鹿セブンマウンテンに数えられ、登山者にとても人気の山々です。
道中からは広大なパノラマ景色を見渡すことができ、道中の岩場や尾根道からも素晴らしい絶景を見ながら歩くことができます。
ただし、釈迦ヶ岳から竜ヶ岳の間の八風峠を越えた辺りから石榑峠までの道は、一部道が茂みに覆われていることもあり、釈迦ヶ岳と竜ヶ岳を分けて登るのもよいです。
当サイトでは、具体的なハイキングルート、登山時間の目安、おすすめ度、登山道の写真を掲載しています。
場所 | 標高 | 登山時間 | 行きの駅 | 帰りの駅 |
---|---|---|---|---|
三重県いなべ市大安町,三重県三重郡菰野町 | 約1800m | 約9~10.5時間 | 菰野駅 ->田光バス停 | 丹生川駅 |
名所/要所キーワード:田光コスモス畑、八風キャンプ場、釈迦ヶ岳、仙香山、八風峠、石榑峠、竜ヶ岳、三池岳、宇賀渓キャンプ場
釈迦ヶ岳・竜ヶ岳のおすすめ度と注意点
歩く楽しさ:★★★★★
山頂付近の眺望はとても良く、尾根道からも絶景を眺めることができる。
また、特色ある尾根道や、巨岩、岩場など特色溢れる道がある。
景色の良さ:★★★★★
絶好の展望スポットが多く、景観はとても良い。
三重の市街地や滋賀方面の山々を広く見渡すことができる。
道の険しさ:★★★★☆
釈迦ヶ岳までの一部の道や、竜ヶ岳の直前の道は急斜面であり、とても険しい。
また、尾根道もアップダウンが多いので体力は削られる。
ただし、釈迦ヶ岳までのアスレチックな道や絶景の道、釈迦ヶ岳から八風峠までの尾根道には特色があり、疲れも忘れることがある。
石榑峠から竜ヶ岳までの道は険しいものの、距離が短いので、個別に登るのであれば、それほどに大変ではない。
アクセスのよさ:★★☆☆☆
菰野駅から田光バス停までは約30分、田光バス停から八風キャンプ場までは徒歩で約40~50分。
宇賀渓キャンプ場から丹生川駅まで徒歩で約60分。
※徒歩ではなく、菰野町のりあいタクシーを予約する方法もある。
田光バス停までは、菰野市のコミュニティバスである「かもしか号」を利用することになり、運賃は200円。
バスの朝の時刻は、平日と土曜の午前7時頃のみ運行しており、登る前にはWEBページを要チェック。
なお、朝に宇賀渓キャンプ場へアクセスする場合には、同バスで田口バス停で降りることで、徒歩30分程度でアクセスできる。
混雑度合い:★★★★☆
ルートや場所によって混み度合いが異なる。
釈迦ヶ岳までの岩ヶ峰尾根ルートの混み具合は普通だが、釈迦ヶ岳の山頂付近や八風峠峠までの尾根道は人が多い。
八風峠から石榑峠までの道は人が少ない。
竜ヶ岳は車で石榑峠近くへアクセスできることから、竜ヶ岳の付近には子ども連れや普段着のカップルなど、幅広い人々が登っている。
ただし、竜ヶ岳からの金山尾根ルートの道では人は少なかった。
釈迦ヶ岳・竜ヶ岳のハイキングにおける注意点
・岩場や急斜面の道があるため、登山靴は必須。
・手を使う必要のある岩場や鎖場があるので、肌が弱い方は手袋があったほうが良い。
・トレッキングポールはあっても良いが、持参する場合、岩場や鎖場などを登る際に邪魔にならないような工夫が必要。
登山情報:2021年11月上旬
釈迦ヶ岳・竜ヶ岳のハイキングコース
釈迦ヶ岳・竜ヶ岳のハイキングコースのマップです。
釈迦ヶ岳・竜ヶ岳の登山コースを写真で紹介
釈迦ヶ岳・竜ヶ岳のハイキングコースについて、時系列に沿って、登山ルートや、道中の風景、名所などを写真で紹介します。
菰野駅
菰野市のコミュニティバス かもしか号
バスからの景色 鈴鹿山脈が見える
田光コスモス畑
田光バス停
川沿いに歩く
多比鹿神社
鳥の巣だろうか
近くにのりあいタクシーの停車場所「田光西」がある
切畑。八風キャンプ場は左へ
八風キャンプ場。
八風キャンプ場の近くに登山口がある。駐車できるスペースもある。
川沿いに歩く
川沿いの道の左にわかりにくいが、釈迦ヶ岳の入口がある
入口には釈迦ヶ岳への道のマークがある
川を渡り、常緑樹に囲まれた険しい斜面の道
早速の景観
様々な道がある
北山
ロープのある急斜面の道
岩ヶ峰
ロープの急斜面。釈迦ヶ岳の山頂付近までもう直ぐ
ロープの急斜面を登り切ると絶景を臨める
尾根道を歩く
釈迦ヶ岳
尾根道を引き返す
絶景の尾根道
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南峠
仙香山
絶景の尾根道が続く
北仙香山
景観の良い尾根道が続く
八風峠
八風神社の鳥居と八風大明神の石碑
この辺りから人が少なくなる
道が茂みに覆われている
石榑峠と竜ヶ岳が臨める
石榑峠。ここまで車で来る人が多い
岩々の急斜面が続く
重ね岩
急斜面を登ると竜ヶ岳の山頂付近へ
竜ヶ岳
山頂付近は広いので、混雑しなくていい
遠くまで見渡せる尾根道を歩く
金山尾根は通行可能
金山尾根へ
魚止橋
白滝丸太橋
宇賀渓キャンプ場
登山客が焼き団子を楽しんでいる。大衆食堂やカフェがある
一面の茶畑が続く。近くで茶葉も販売している
丹生川駅。近くには貨物鉄道博物館がある